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​球体=パトラムーン

の世界へようこそ

​ウロ四宮

CONSEPT

​コンセプト

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​コンセプト

​画業47年の内、画面に球体が出だして36年になります。最初の頃は、画面いっぱいに重量感のある球体を描いていましたが、だんだんと軽く透明感のある球体に変わってきました。
2019年位からは、球体が表出・消失する空間の「ゆらぎ」を出したいと思うようになってきました。
日々の空間の「ゆらぎ」は、宇宙膨張の最先端の「ゆらぎ」とリンクしている様な感覚があります。
球体には、まだまだ何かが潜んでいるようです。

10年毎の経緯

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​小学6年生

「宇宙は大きな水槽になっていて、その中の粒子が地球・惑星であり、その水槽の外には巨人が住んでいて,その巨人の住む宇宙もまた大きな水槽になっていて、その水槽の外にはまた巨人が・・・」これは、初めて「粒子」という言葉を習った時に書いた作文です。

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​20代

高校2年生で絵描きになろうと決心して、その当時の前衛美術コンセンプチュアルアート等に傾倒した後、​​​幅5メ―トルの作品を2点描く。30歳を目前に、2年を費やして150号の曼荼羅を描く。

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​30代

​曼荼羅制作後、画面に球体が出始める。球体に「パトラムーン」と名付ける。当時は古代文明と宇宙の神秘性に関心を深めていた。

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​40代

「地球上の水は43億年間循環しています。もし水に記憶があるなら、皆が昔からの記憶を共有しているのでは・・・」

​球体が透明感を帯びてきた時期です。

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​50代

和紙と顔彩に出会い、紙の滲みのフォルムに心惹かれた時期です。

​球体は、まだ何かを主張しています。

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​60代

​球体の内を描こうと意識が変わってきた時、次第に球体は脇役になってきました。球体の表出・消失する空間の「ゆらぎ」を出したいと思うようになってきました。

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